1日1文、英文解剖 Day 25/100|感情動詞後のthat節(仮定法現在)
① 今日の一文
「insisted」の後ろに「be」?「is」じゃないの?と思った方、今日でその疑問を完全に解消しましょう。
② 骨格をつかむ
赤=主語 緑=動詞 黄=目的語(that節)
この文の骨格は「She insisted(that節)」。that節全体が insist の目的語になっています。シンプルな第3文型です。問題は、that節の中身——なぜ「is」でなく「be」なのか。
③ つまづきポイントを解剖
【ポイント1】insist / demand / suggest の後のthat節は「仮定法現在」
英語には「〜すべきだ・〜してほしい」という要求・提案・命令の意味を帯びた動詞があります。これらの後ろに続くthat節では、主語が何であれ動詞は原形(= 仮定法現在)になります。
【ポイント2】主語が変わっても動詞は原形のまま
日本語話者が戸惑うのが「he be」という組み合わせ。「he is」が普通なのでは?と感じますが、仮定法現在では三人称単数でもsをつけない・be動詞はbeのままです。
✗ She insisted that he is present.
✓ She insisted that he be present.
【ポイント3】イギリス英語では「should+原形」も使われる
アメリカ英語では「that he be」が標準ですが、イギリス英語では「that he should be」と書くことも多くあります。どちらも正しい表現です。
【ポイント4】仮定法現在を使う主な動詞一覧
提案・推薦系: suggest, recommend, propose, advise
要望・希望系: request, ask, urge
これらの動詞がthat節を引き連れたら、節内の動詞は必ず原形と覚えましょう。
④ もう一度全体を読む
「insist+that節」→ that節の動詞は原形。「he be」という形に違和感を覚えなくなったら、仮定法現在の感覚が身についた証拠です。
⑤ 次回予告
一見シンプルなこの文、実は同じ「so that」に見える別の構文と混同すると意味がまったく変わってしまいます。あなたはこの文を正しく読めますか?