1日1文、英文解剖 Day20/100|in order that(目的を表すthat節)
① 今日の一文
📌 全員が理解できるように、彼女はゆっくり話した。
② 骨格をつかむ
- She 主語
- spoke 動詞
- in order that everyone could understand 目的を表す副詞節(補語的修飾)
※ slowly は動詞 spoke を修飾する副詞。文の骨格には含まれません。
③ つまづきポイントを一つずつ解剖
🔍 ポイント:in order that は「目的」を表す接続詞
in order that は「〜するために」「〜できるように」という目的を表す接続詞です。
単純な so that と同じ意味ですが、よりフォーマルな文体で使われます。
She spoke slowly in order that everyone could understand.
→ 全員が理解できるように、彼女はゆっくり話した。
in order that の後には、助動詞 can・may・could・might を伴うのが典型パターンです。
これは「〜できるように」という可能性・意志のニュアンスを加えるためです。
現在の文脈 → in order that … can / may
過去の文脈 → in order that … could / might(時制の一致)
今日の例文では動詞 spoke が過去形なので、that節の中も could になっています。
🔍 so that との比較
→ 同じ意味。so that はよりカジュアルな表現。
in order that のかたまりが来たら、その後の節は「なぜそうするのか」の答えです。
文全体の意味を取るときは、前半(行動)+ 後半(目的)という構造を意識しましょう。
④ もう一度全体を読む
主語 She が動詞 spoke slowly(ゆっくり話した)、その目的が in order that everyone could understand(全員が理解できるように)。
in order that + 助動詞の過去形というセットを見抜けると、長い文でも構造がスッと見えてきます。
⑤ 次回予告
She believed the story he told her was true.
一見シンプルに見えるこの文、実はある単語が消えているせいで構造が見えにくくなっています。
どこに何が隠れているのか——次回、丁寧に解剖します。