1日1文、英文解剖 Day 17/100|同格のthat
① 今日の一文
📌 彼が嘘をついたという事実が、私たちを驚かせた。
② 骨格をつかむ
主語 動詞 目的語
🔍 主語は The fact(名詞)。その直後の that he lied は fact の内容を説明する同格節。文全体は「S+V+O」のシンプルな第3文型。
③ つまづきポイントを解剖
📌 ポイント1:「同格のthat」とは何か?
fact, news, idea, hope, belief などの抽象名詞のあとに続く that節 は、その名詞の「内容」をそのまま説明します。これを同格節と呼びます。
The news that she won the award spread quickly.
彼女が賞を取ったというニュースは、すぐに広まった。
He clung to the hope that things would improve.
彼は状況が改善するという希望にしがみついた。
I had no idea that she was there.
彼女がそこにいたとは、まったく知らなかった。
同格節の that は口語でも省略されません。
✗ The fact he lied… → 自然な英語では避けられます。
✓ The fact that he lied…
📌 ポイント2:関係代名詞のthatとの混同に注意
同格のthatと関係代名詞のthatは形が同じなので混同しがちです。見分けるカギは「thatのあとの節が完全文かどうか」です。
同格のthat:The fact that he lied surprised us.
→ "he lied" は主語+動詞がそろった完全な文。thatは接続詞として機能。
関係代名詞のthat:The man that broke the window ran away.
→ "that" が主語の役割を担っており、節の中に主語が欠けている。
④ もう一度全体を読む
📌 彼が嘘をついたという事実が、私たちを驚かせた。
「The fact」が主語、「that he lied」がその内容を同格で補足、「surprised us」が動詞+目的語。
主語のかたまりが長くても、動詞(surprised)を素早く見つけることで骨格をつかめます。
⑤ 次回予告
It was so cold that the river froze.
この文、パッと見て正しく読めますか?
that をうっかり関係詞として処理してしまうと、文の意味が根本からずれます。
あなたはこの構造、きちんと見抜けますか?