1日1文、英文解剖 Day2/100|非制限用法のカンマ+which
1今日の一文
She passed the exam, which surprised everyone.
📌 彼女は試験に合格した。それはみんなを驚かせた。
2骨格をつかむ
この文は2つの節から成り立っています。それぞれの骨格を確認しましょう。
▶ 主節(メイン)
▶ 関係詞節(which節)
3つまづきポイントを一つずつ解剖
🔬 ポイント① 「非制限用法」とは?
関係詞には 制限用法(カンマなし)と 非制限用法(カンマあり)の2種類があります。
制限用法:She passed the exam that she studied hard for.
→「必死に勉強したあの試験」と特定している(先行詞を絞り込む)
非制限用法:She passed the exam, which surprised everyone.
→ 試験合格という事実に追加情報を加えている(先行詞を絞り込まない)
⚠️ 注意点
カンマなし(制限)は先行詞を限定・絞り込む。カンマあり(非制限)は先行詞に補足情報を追加する。読むときにカンマで一息ついて「追加情報が来る」と身構える習慣をつけましょう。
🔬 ポイント② whichの先行詞が「節全体」になっている
通常、関係代名詞の先行詞は名詞(単語)です。しかしカンマ+whichでは前の節まるごとが先行詞になれます。これが最大のつまづきポイント。
She passed the exam, which surprised everyone.
→ which =「She passed the exam(彼女が試験に合格したこと)」全体
⚠️ 注意点
「which = exam」と誤読しやすい!しかし「試験がみんなを驚かせた」では意味が変わります。カンマ+whichを見たら「直前の節ごと受けられる」と反射的に思い出してください。
🔬 ポイント③ thatに置き換えられない
非制限用法では that は使えません。カンマがついた時点でthatはアウトです。
❌ She passed the exam, that surprised everyone.
→ 文法的に誤り。非制限用法にthatは不可。
✅ She passed the exam, which surprised everyone.
→ 正しい形。
⚠️ 注意点
英作文でも読解でも「カンマ+that」が出てきたら即アウトと判断できるようにしましょう。試験でよく問われる鉄板ポイントです。
4もう一度全体を読む
She passed the exam, which surprised everyone.
彼女は試験に合格した。そのことが、みんなを驚かせた。
✅ which は「She passed the exam」という節全体を受ける
✅ カンマは「ここから補足情報」のサイン
✅ thatには置き換え不可
5次回予告
📖 Day 3 のひとこと予告
次の一文、あなたはどこからどこまでが主語か、即座に言えますか?
The book I bought yesterday is fascinating.
関係代名詞が姿を消したとき、文の構造は一気に見えにくくなります。名詞が2つ並んでいるように見えるこの文、何かが隠れています。次回、いっしょに透かして見ましょう。
このシリーズは、私がつまづいたポイントをClaudeと一緒に掘り下げて記事にしています。
英語学習中の方、一緒に100日やり切りましょう。