1日1文、英文解剖 Day 6/100|whatは先行詞を含む関係代名詞
① 今日の一文
What he said shocked the audience.
彼が言ったことが聴衆を驚かせた。
一見シンプルに見えるこの一文、でも「What が文頭に来る」という構造に、最初はきっとモヤっとするはず。今日はそこを丁寧に解剖します。
② 骨格をつかむ
What he said
shocked
the audience
.
主語(名詞節) 動詞 目的語
主語(名詞節) 動詞 目的語
▶ What he said = 関係代名詞 what が導く名詞節。文全体の主語として機能している。
「文の主語がひとかたまりの節になっている」——これが今日の核心です。
③ つまづきポイントを一つずつ解剖
【ポイント1】what = the thing(s) that ――先行詞を自分の中に含む
関係代名詞には which や who がありますが、それらは必ず直前に先行詞(名詞)が必要です。
一方、what は「先行詞を内包した関係代名詞」。つまり the thing that の意味をひとことで担います。
what he said
= the thing that he said(彼が言ったこと)
⚠ 注意点
what の直前に名詞は来ません。
✗ the thing what he said(冗長・誤り)
✓ what he said(これだけで「彼が言ったこと」)
what の直前に名詞は来ません。
✗ the thing what he said(冗長・誤り)
✓ what he said(これだけで「彼が言ったこと」)
【ポイント2】名詞節として「主語」になる
what が導く節は、文中で名詞のかたまりとして働きます。今回は文全体の主語です。
What he said / shocked / the audience.
(主語) (動詞) (目的語)
「主語が節?」と戸惑うかもしれませんが、日本語でも「彼が言ったことが聴衆を驚かせた」と同じ構造です。慣れると自然に読めるようになります。
⚠ 注意点
what節が主語のとき、動詞は単数扱いが基本。
✓ What he said was surprising.
ただし what が複数の意味を含む場合、動詞が複数になることも。文脈で判断しましょう。
what節が主語のとき、動詞は単数扱いが基本。
✓ What he said was surprising.
ただし what が複数の意味を含む場合、動詞が複数になることも。文脈で判断しましょう。
【ポイント3】目的語・補語にもなれる
what 節は主語だけでなく、動詞の目的語や補語としても使えます。
I understand what you mean. (目的語)あなたの言いたいことはわかります。
This is what I wanted. (補語)これが私の欲しかったものです。
④ もう一度全体を読む
What he said shocked the audience.
彼が言ったことが聴衆を驚かせた。
What he said(彼が言ったこと)という名詞節が主語、shocked が動詞、the audience(聴衆)が目的語。
what は「the thing that」の意味を一語で担い、直前に先行詞は不要——この感覚がつかめれば、what節を含む文はぐっと読みやすくなります。
⑤ 次回予告
次の一文を見てください。
Whoever arrives first should start without me.
文頭の一語で、この文の意味はがらりと変わります。
あなたはこの文を一瞬で正しく読み解けますか?
このシリーズは、私がつまづいたポイントをClaudeと一緒に掘り下げて記事にしています。英語学習中の方、一緒に100日やり切りましょう。