2026年5月17日日曜日

Day 22|英語は構造ゲーだ!

1日1文、英文解剖 Day22/100|強調構文のthat(It is…that)


① 今日の一文

It was John that broke the window.

📌 窓を割ったのはジョンだった。

② 骨格をつかむ

強調構文の枠組み
It was  John ← 強調される要素(主語)  that ← 強調構文のthat  broke  the window
元の文に戻すと:
John  broke  the window.
→ 強調構文は「元の文に戻せる」かどうかで確認できます。

③ つまづきポイントを解剖

🔍 ポイント1:このthatは関係代名詞ではない

that を関係代名詞として読もうとすると、先行詞が John(人)なので「あれ、who じゃないの?」と混乱が始まります。さらに「it was って何が主語なんだ?」と迷子になる。これは強調構文(cleft sentence)の that であり、関係代名詞とは別物です。

⚠️ 注意点
強調構文の that の後ろには「残りの文(動詞以降)」がそのまま続きます。関係代名詞のように名詞を修飾しているわけではありません。
構造は常に It is/was +【強調したい要素】+ that +【残りの文】 です。

🔍 ポイント2:強調できる要素はいろいろ

主語だけでなく、目的語・副詞句なども強調の枠に入れられます。同じ元の文から複数のバリエーションが作れます。

【元の文】John broke the window yesterday.
【主語強調】It was John that broke the window yesterday.
 → 窓を割ったのはジョンだった。

【目的語強調】It was the window that John broke yesterday.
 → ジョンが昨日割ったのはだった。

【副詞句強調】It was yesterday that John broke the window.
 → ジョンが窓を割ったのは昨日だった。
⚠️ 確認テスト
強調構文かどうか迷ったら、「It is/was ~ that を取り除いて元の文が復元できるか?」を試してください。復元できれば強調構文です。
例:It was John that broke the window.
 → John broke the window. ✅ 復元できる=強調構文

🔍 ポイント3:人を強調するときは that も who も使える

It was John that broke the window.
It was John who broke the window.
→ どちらも正しい。強調構文では人でも that が使えます。
⚠️ 注意点
場所・時を強調するときは that のみ(wherewhen は使わない)が原則です。
✅ It was in Tokyo that they met.
❌ It was in Tokyo where they met.(強調構文としては誤り)

④ もう一度全体を読む

It was John that broke the window.

It was ~ that … という枠を見た瞬間に「強調構文だ」と気づけるようになれば、that の正体に迷うことはなくなります。枠を認識する → 強調されている要素を読み取る → 残りの文を普通に読む。この3ステップで必ず読めます。

⑤ 次回予告

The email that I sent bounced back.

一見すんなり読めそうなこの一文、that の使い方に「実はルールがある」と言ったら気になりませんか?
あなたはこの thatwhich に置き換えられると思いますか?
このシリーズは、私がつまづいたポイントをClaudeと一緒に掘り下げて記事にしています。英語学習中の方、一緒に100日やり切りましょう。